埼玉県環境科学国際センター機関リポジトリ(個別情報)
■ ID 819
■ 種類 学会発表
■ タイトル 埼玉県における大気中アンモニアガス濃度調査
■ 著者 松本利恵    埼玉県環境科学国際センター
梅沢夏実    埼玉県環境科学国際センター
米持真一    埼玉県環境科学国際センター
   
   
   
   
   
   
   
   
■ 出版元 (社)大気環境学会
■ 出版年 2008
■ 誌名・巻・号・年 第49回大気環境学会年会、平成20年9月17日
■ 抄録・要旨  自動車由来NH3の影響調査の一環として県内各地でNH3濃度の測定を実施した。  NH3濃度は、幹線道路沿道(戸田自排局・鴻巣自排局)>市街地(鴻巣・さいたま)・農業地域(騎西)>山地(東秩父)で推移した。年間を通じて、幹線道路沿道の2地点が高濃度となっており、幹線道路沿道では、自動車から排出される NH3の影響が大きいことが確認できた。今回の調査では市街地と農業地域では、濃度差が見られなかった。また、人為的な汚染の影響が小さい東秩父では低濃度で推移した。  NOxを自動車排出ガスの指標と考え、各調査地点の大気汚染常時監視測定局で測定したNOx濃度とNH3濃度の関係を検討した。その結果、NOx濃度が高いほどNH3濃度が高くなる傾向がみられた。このことからも自動車排出ガスの影響が大きいと考えられた。
■ キーワード 自動車、幹線道路、アンモニア、窒素酸化物

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